ハピネスボランティア紹介 vol.5 最後まで読んでほしいです(笑)
おはようございます!
ハピネス広報隊長のコイズミです🍎
皆様お待たせしました!
大人気企画の「ボランティア紹介」のコーナーです!
今回ご紹介するのは、ハピネスの頭脳であり良心である宮嵜くんです!
ニックネーム: 募集中
趣味: バレー、ドラクエ
好きな食べ物: うめぼし、特にはちみつうめが極上
印象に残っているハピネスのメニュー:クリスマスの時の焦げたコーンスープ(笑)
今後の野望:彼女つくる
ー小さい頃どんな子どもでしたか?
どちらかというと、やんちゃでした
小学生の頃、授業を抜け出して教室のすぐ外のスペースに隠れていたら、
放課後になってもだれにも気づかれず、
ほぼすべての先生に捜索される大事件に発展してしまったことがありました
ー家に帰るわけでもなく、教室からすぐのところに隠れていたというのが宮嵜くんらしい(笑)
転校してすぐだったのはでも、自分でもなんで急に授業を抜け出したかまではあんまり覚えていない…
-ハピネスを知ったきっかけは?
インターネットで「子ども食堂」と検索して、一番上に出てきたからです
ー日々のブログ更新がこうして誰かの目に留まってると思うと、嬉しい限りです!どうして子ども食堂に興味を持ったんですか?
大学の研究テーマで「虐待」を扱いたいと思っていて、直接的に研究につながるわけではないが、実際にどのような親子がいるのか、現場の様子を知りたかったという思いが強いです
ー実際、子ども食堂に参加し始めてどうですか?
授業などの際に、実際の親子関係を思い浮かべることができるようになりました
-ハピネスの魅力について教えてください!
継続的に週一回かかさず開催しているところだと思います
続けることが一番大変だと思うので
ボランティアとしてもっと多くの方に関わってほしいなと思います
-今後の抱負をお願いします!
特にこれというのは難しいんですけど、
ハピネスがこれからも家でも学校でもない子供たちの第三の居場所であれるように、自分はできる限り参加することで支えていきたいです!
編集後記
こんな奇跡ありえるのだろうか。
いつも通りのこども食堂、のはずだった。
「今日から新しい大学生の子が来るらしいよ。K大学なんだって!頭よさそー」という宇野さんの声は特に、私の心に留まるでもなく右から左へ流れていった。
「学力マウント取られたらどうしよう、いっそ自分もK大学ってことで押し通すか」
そんなことを思いながら、手元にある小学生の漢字練習帳に目を落とした。
30分ほど過ぎた頃だっただろうか。
ドアが開く。
ドアの前に立つ男性は明らかにこの中にいる誰よりも背が高い。
見ない顔だった。
柔和な表情を浮かべているが、視線はしっかりと部屋全体を見渡していて、隙が無い。
そして、次の瞬間私の体に電流が走った。
そんなはずはない。
そう思ってもう一度、彼を見た。
確信に変わった。
「大宮君ではないか!どうしてここに」
オタツはふと天井に目をやった。
顔はみたことがあるが、名前が出てこない。
そんな様子であった。
私は畳み掛けた。
「わからないかもしれないけど、野球班にいたコイズミって覚えてる?」
オタツは感嘆のもらした。
人見知りの私からすると、自分から知り合いを名乗って距離を詰めるのは
かなり勇気のいることであったので、少し安心した。
オタツが私に気付かなかったのも無理はない。
なぜなら、彼の風貌は高校の頃から全くといっていいほど変わっていなかった。
一方、私は高校3年の頃と比べて3回りくらい太ったからだ。
時を戻そう
今年のM-1で話題になったこの言葉が妙に心に響くのは私だけだろうか。
「ごめん、気づけなくって。でもよくすぐに気づいたね」
オタツが言った。
その後、少しの間故郷での思い出について語り合った。
「こんなことってあるんだね、何はともあれこれからよろしく」
どちらからともなく、そんな挨拶を交わした。
私とオタツ、ハピネス帝国史に名を遺す二人の英雄はこうして奇跡の再会を果たした。
第一章 完
第二章へ続く
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